SSブログ
へたなギター ブログトップ
前の30件 | -

マーチン D-18(1979年製)がやってきました。 [へたなギター]

コロナ禍の影響で、しまってあったギターを出してきたのが昨年の3月。
元々もっていたマーチンD-35を下取りに出して、ヤマハLA-57を手に入れたのが6月。

そのあとは、もともとあったL-10とLA-57のヤマハ2台体制になったのですが。
どうも同じメーカで、サイズや材の違いはあるものの、音の方向性が近く感じてしまい
昨年の9月に、長年大事にしてきたL-10を下取りに出して、新しいギターを
手に入れてしまいました。

それがこちら。マーチンD-18(1979年製)です。

20210227-001.jpg

トップ板はスプルース。マーチンでは珍しいシェイデッド。
一般的にはサンバースト(Sunburst:日輪)っていうことが多いのですが
マーチンではシェイデッド(Shaded:日陰)というらしいです。
個人的には、きれいな杢目が目立たないようにわざわざ塗装するのは
どうかという思いで、あまり好きではなかったのですが
この個体を見たときには、少し明るめのシェイデッドカラーと、
色の入っていない部分の日焼けが、とてもいいバランスで。
D-18のボディートリムが黒ということと、ピックの弾き傷や
ラッカー塗装のヒビ割れ(ウエザーチェック)などと合わせて、
とても落ち着いて見えたので気に入りました。

サイド&バックは、マホガニー材。
改めて言う必要がないくらい、D-18は世界一有名なマホギターですね。(笑)

20210227-002.jpg

ヘッドプレートも、おそらくマホガニーでしょうか。

20210227-003.jpg

ペグは、グローバー・ロートマティック。
通称「ミルクボトル」と呼ばれるモデルだと思います。

20210227-004.jpg

手元の資料だと、1978年から79年にかけてがグローバーから
シャラー製のペグへの切り替わり時期なので、
グローバーが使われていた最終時期のモデルかもしれません。
このギターには、ブルーケースがついてきました。
購入店のかたによると、1979年には、純正品はブラックケースに切り替わっていた
時期なのだそうなのですが、販売店でブルーケースをつけることが
稀にあったようです。
もしかしたら、昔のオーナさんが別で入手したことも考えられますが
嬉しいことです。

そして、このギター(個体)の最大の特徴、ボディーサイドのクラックです。(笑)

20210227-005.jpg

写真だと見にくいのですが、トップ板と平行に4~5本の
タッチアップされた線が見えます。これが全部クラックです。
内部をスマホカメラで覗いたら、6弦側サイドを中心に
トップとバックにも少しクラックが入っています。(笑)

正直、この時期のマーチンにつきもののマーチンクラックですら嫌うほど
クラックは敬遠していたのですが、この個体の音を聞いてからは、
きちっと修理された個体には、いいものもあると認識しました。

実際、クラックが入っていることで値段も安く手に入ったので
考え方によっては、お得な個体も多いかもしれませんね。

この個体は、ネックの塗装が弱っていたのと、弦高が低くなりすぎていたので
LA-57をみていただいたお店に、ネックの再塗装と弦高調整をお願いしました。
その際にも、修理状態をみていただき、きちっと修理されていて
問題ないとコメントを頂きました。(セカンドオピニオン的な?)

20210227-012.jpg

調整されて帰ってきたD-18は、とても暖かくきれいな音がします。
倍音成分は少ないのですが、その分素朴で好きな音です。
押尾コータローさんが、「マーチンは女性。」って言っておられましたが
このD-18の音を知って、なんとなく僕なりにもわかったような気がします。


コメント(0) 

ヤマハ LA-57 CUSTOM が帰ってきました。 [へたなギター]

6月の中旬に新しく手に入れたヤマハ LA-57 ですが
いくつか気になるポイントがあったので、7月中旬にメンテナンスに出していて
それが昨日仕上がって帰ってきました。

20200813-001.jpg

調整してもらったのは以下のポイント
 ・弦高、ネック調整(弦高をやや低めに変更)
 ・ナット、サドル交換
 ・ブリッジピン調整
 ・ブレーシング接着(サウンドホール横の一部の接着がはがれていた)
 ・塗装のバフかけ

弦高とネックを調整いただいたことで、テンションがほんの少し柔らかくなり、
ローフレットもハイフレットもともに抑えやすくなりました。

20200813-002.jpg

こちらが新しいナット。
材は、私が20年前に手に入れて保管していたアイボリー(象牙)を
使って加工していただきました。

20200813-003.jpg

そしてこちらが新しサドルと調整いただいたブリッジピンです。

サドルとブリッジピンも、ナットと同じく20年前に手に入れた象牙製。
ブリッジピンはオリジナル(樹脂製)のものよりやや太かったので
ピンホールを広げてセットアップしていただきました。

ナットとサドル、ブリッジピンを象牙製にしたことで、音にどのような変化があったか
正直言葉で表現するのは難しいところですが、倍音は増えた印象です。
それと、全体的調整いただいたおかげでとても弾きやすくて疲れにくい楽器になりました。
LAのサイズ感もちょうどよく、弾いていてとても楽しいです。

前回のハカランダの話に続き、今回は象牙だなんて
なんだか骨董品のような話ばかり書きましたが、
楽器として本当に素晴らしく、大切に、長く弾いていきたいと思います。

コメント(0) 

ヤマハ LA-57 CUSTOM [へたなギター]

マーチンのD-35を下取りに出したことは、前回記事にしたのですが
代わりに手に入れたのが、こちら。
ヤマハ1986年製「LA-57 CUSTOM」になります。

20200628-004.jpg

1982年から1990年まで製造されたLAシリーズの最高峰モデルで
当時のカタログには、以下のようなコメントとスペックが記載されていました。

 「丹念なハンドクラフトわーく。
  新しい響きを実現した
  アーティストモデル。」
   胴型     オリジナルLAタイプ
   弦長     651mm
   表板     最高級スプルース単板
   裏・側板   最高級ハカランダ単板(裏板3ピース)
   棹       マホガニー
   指板・下駒   エボニー
   糸巻     TM-30G
   価格     350,000円(最高級ケース付)

こちらがハカランダの3ピースバックになります。

20200628-005.jpg

ヤマハの70年代後半から80年代中盤にかけての木材表示については
無印の「〇〇単板」と「高級〇〇単板」、そして「最高級〇〇単板」の三種類の
表記がされています。
表板なら「えぞ松単板」「高級えぞ松単板」「最高級えぞ松単板」といった具合。
裏・側板のハカランダやバリサンドルにも、無印/高級/最高級があり
ハカランダであれば、L-10(前期)やL-15(後期)では「ハカランダ」
L-15(前期)やL-31A、L-53(前/後期)では「高級ハカランダ」
L-55や、LA-57では「最高級ハカランダ」という表記がされています。

とはいえ、L-53は1975年からあるフラグシップモデルの一つで、当時から
不動の人気モデルです。
同じ「高級ハカランダ」表記でも、通常モデルのL-15(前期)と
カスタムモデルのL-53に同じグレードの材を使うとは考えにくく。

1980年からの後期型ラインナップでは、その上位にL-55が出てきて
当時、L-55は45万円、L-53は35万円と10万の値差がありました。
その値差をわかりやすく区別すつために「最高級」の表記が出てきた
とも考えられます。
そして、1982年にLAシリーズがでましたが、LA-57は「最高級ハカランダ」と
表記されていますが、値段はL-53と同じ35万円で販売されていました。
同じ値段で販売されていたカスタムモデルのL-53とLA-57で、本当にグレードの違う
ハカランダが採用されていたのか?というのも少し疑問です。

もちろん、L-53は大量のアバロンインレインが入っているし、表板の材も
L-53は「高級えぞ松」、LA-57は「最高級スプルース」と違いがあり
最高級スプルースの入荷価格が、高級えぞ松よりかなり安く手に入ってたり
アバロンインレインが少なかったりして、その分の原価を裏・側板に回せたとも
考えられなくもないですが。
あくまで私個人の意見ですが、L-53に採用されているハカランダは
L-55とは差があったかもしれませんが、LA-57とは同程度、またはそれ以上の
L-55に近いグレードのものが採用されていたのではないかと考えています。
つまり、名称の差は販売戦略(マーケティング)によるもの。
(あくまで個人の意見です)

まぁ、ヤマハのLシリーズ(後のLLシリーズ)とLAシリーズでは、ボディーサイズや
音の指向性が違うと思うので、その材だけを比較してもあまり意味がないかもしれません。

それに、ヤマハのハカランダ表記については、ハカランダとは書いてありますが
ブラジリアン・ローズウッドとは表記していないわけで、
その点においても、そもそも色々な意見があるようでして。(笑)

こちらがCUSTOMプレートのはいったヘッド。

20200628-006.jpg

L-55やL-53が、(特にL-53が)ヘッドから指板、ボディー回りにアバロンインレインが
入っているのに対して、LA-57はサウンドホール周りだけ。
このインレインの差が、もしかしたらハカランダの差に出たのかも・・・
(またその話?(笑))

20200628-007.jpg

そして、皮ラベル(テリー中本氏のサイン入り)
左側にシリアルナンバーの記載がありますが、写真では消しています。

20200628-008.jpg

当時のカタログも。

20200628-009.jpg

入手して、特に不具合はないのですが、若干弦高が高かったので
今、ナットとサドルの交換含め全体調整をお願いしていて、来月の中旬には帰ってくる予定。
私には、もったいないレベルのギターですので、これから大切にしていきたいと思います。
もちろん腕も上げないとです。(笑)


コメント(0) 

マーチンD-35を下取りに出す。 [へたなギター]

コロナ問題で、4月にはいって会社がテレワーク中心になり
ほとんど地元で過ごしているのですが
緊急事態宣言が解除されたあとの6月上旬に、3回東京に行きました。

3回のうち、2回はPCのセットアップのために会社への出社。
残りの1回は、東京神田の楽器店へ
所有しているマーチンD-35の相談に行ってきました。

相談したのは、D-35のネック塗装について。
もともとラッカー塗装が弱いのか、使っているとベタつくことが多く
その改善方法と、ほかにも気になる点がいくらかあったので。

今回の楽器店を選んだのは、D-35のリペア相談を前提に、
もし思うような方法が見つからなかった場合、
お店で販売されているギターへの買い替えも併せて考えていたからです。

結果、D-35は下取りしていただきました。

マーチン、特にD-35には中学生のころからの憧れが強く15年前に2003年CTMモデルを
初めて手に入れて。
サウンドやトーンは本当に気にいていたのですが、自宅環境が夏は高温多湿で
冬はかなり乾燥するエリアのため、塗装や接着に小さなトラブルが発生したり
トップ板をはじめ木材の微妙な変化もよく見られ、なかなか状態が安定しませんでした。

そういった部分も含めてマーチンなんだとおもうのですが、
もう少し気軽に楽しみたいところもあって、別のギターに買い替えることにしました。

20170513_001.jpg
2017年5月、D-35を抱える洋太朗。


コメント(0) 

新しいカポを手に入れる。 [へたなギター]

3月の後半からコロナ問題で外出自粛になり、それに伴って
しまってあったギターを出してきた記事を書いたのですが。

仕舞ってあったギターも、それなりにダメージはあったのですが
最もダメージがあったのがカポ(正式名称:カポタスト)でした。

元々ヤマハ大好きなところがあり、カポはヤマハしか使ったことがなく
今持っているCP-200で2代目になります。
(初代は中学生の時に買ったCP-100。 それは大学生の時にギターと一緒に手放し。
 おとなになってから憧れのブラス製CP-200を L-10 と一緒に手に入れました。)

20200508-001.jpg

これはこれで満足していたのですが、(つか他を使ったことがなかった)
ゴム部品が加水分解でチョコレートのようになってしまい。

20200508-002.jpg

ゴム部品なしでも使えるのですが、開放弦の音がかなり金属的な
よく言えばクリアー、悪く言えば固い音になり。(笑)
サイズが合いそうなシリコンチューブを手に入れて、
ゴム部品に合わせて長さをカットして取り付けてみました。

20200508-003.jpg

購入したチューブの硬度(50~60)が標準の部品と比べて
柔らかいようで音がこもり気味でした。 残念!

20200508-004.jpg

硬度65というチューブもあるし、1mm厚のゴムを張ることも考えましたが
まずはちゃんとしたカポを購入することに。
いろいろ試してみたくて二つ買いました。(笑)

20200508-005.jpg

使った感想は、また後程アップするかもしれません。(笑)

コメント(0) 

外出自粛でギター出動! [へたなギター]

先週、東京都の小池知事をはじめ、いろいろな都道府県から
この週末は外出を自粛するよう要請が出されました。

さて、うちはどのように過ごそうか。

そもそも3月初めから自粛モードではあるし、
控えられるものはすでにやっている・・・

色々考えて、洋太朗が生まれてから仕舞いっぱなしになっていた
ギターを出してきました。

20200328-001.jpg

左がヤマハのL-10、右がマーチンのD-35です。
どちらもケースからだすのも5~6年ぶりでしょうか。

L-10はほとんどダメージはなかったのですが、
D-35はネックとボディーのバインディングが縮んで、
それぞれ1カ所づつ、小さな割れができていました。
あとネックヒールのプラ部品も湿気で接着が取れていました。

まぁ、音にはそれほど影響がないようなので
弦を張りなおし。

ちょっとだけさわってみましたが、指動かない。
時間はあるので練習しようと思います。

今回のコロナ対策は、それなりに時間がかかるとおもわれるので
みなさんも落ちついて対応していきましょう。

コメント(0) 

久しぶりにマーチンを出してみる。 [へたなギター]

相方さんと二人の時にはリビングに出しっぱなしにしていた
アコースティックギターなのですが
洋太朗が歩けるようになってからは、ゆっくり弾く時間もないのと
イタズラされてもなぁってことでケースにいれて納戸に仕舞っていました。

これといって何かきっかけがあった訳ではないのですが
洋太朗が、テレビでのギター演奏を結構真剣に見ているのを見たら
仕舞いっぱなしにしていたギターを久ぶりに触ってみたくなり。

今日、相方さんと洋太朗が二人で出かけた時間に納戸に仕舞ってあった
マーチンのD-35とヤマハのL-10を出してみて様子を見てみました。

L-10は、ちょっとカビ臭かった以外は問題なかったのですが
マーチンのD-35はネックヒールの白いプラスティックが取れてたのと
指坂の周りに巻かれたバインディングに割れが・・・
どちらも音への影響はそれほどないかと思われますが少しへこみました。

チューニングして音をだしていたら、なんとなくですが
段々感触と音の感じももどってきて。
一人で少しの間、動かない指に戸惑いながらも楽しい時間を過ごしました

洋太朗、帰ってくるなり出ているギターに興味をもったのか
D-35をかかえてフィンがーピッキングしていましたよ。(笑)

20170513_001.jpg

nice!(0)  コメント(0) 

手放したギター Ovation Elite N868-ASW [へたなギター]

PCに保存した写真データを整理していたら
昔、持っていて手放してしまったギターの写真が出てきました。(笑)

Ovation Elite N868-ASW

10年ほどまえに、久しぶりにギターを弾きたくなって
手に入れたギターです。

OvationとMartinに憧れた中学・高校時代
そんなおもいから手に入れたギターでした。

自分の場合、自宅で生音でしか弾かないので
Martin D-35を手に入れるために手放してしまったのですが。

ウォールナットの木目もとても気に入っていたギターです。
今でもいい音を出していてくれると嬉しいです。

20120229_001.jpg

nice!(0)  コメント(2) 

マーチンD-35 のネックについて [へたなギター]

夏が過ぎて涼しくなった(はずなんですが今日も蒸し暑い)ので
ギターを毎日さわっています。

マーチンはネックの塗装がラッカーなので、汗をかくとべたつくため
暑い時期はどうも長い間さわってられなくて。

今日は、私のマーチンD-35のネックについてかきたいと思います。

20111023_001.jpg

もともとネック周りには、ネックブロックと裏板との隙間がはがれたり
指板と表板との間に隙間ができたりと、いろいろと問題がでて、
そのたびに手を打ってはいるのですが。

2・3年前からやや順反りの状態になっていて。
(下の写真、わかりにくいですが、14Fあたりからやや反っています。)

20111023_002.jpg

それと、ネックの取付部分ですが、6弦側(上)はそうでもないのですが
1弦側(下)は、接合部の塗装が白くなっています。
つまり、やや隙間があるってこと?

20111023_003.jpg

20111023_004.jpg

今のところ弦高は、1弦12Fで1.9mm、6弦で2.4mmと操作しやくい状態で
サドルの高さも充分にあり、今すぐ問題になるようなこともないような。

音的にも、4年前に調整してもらってから変わらないとおもうので。

とりあえず、この冬様子を見ながら、ネックリセットなんてのも
おいおい考えてみようかと思います。

20111023_005.jpg

nice!(0)  コメント(0) 

マーチンの弦を交換してみました。 [へたなギター]

この週末は南風が強く、海は今いち。
そんな訳で、久しぶりのギターネタです。

ギターの弦の話なのですが、私はいつも
ダダリオのフォスファーブロンズ、サイズはライトゲージを使っています。
(ごくたまに、ミディアムも張ったりしますが。)

理由は、値段が安くて入手しやすく、長持ちするから。

あと、あんまり考えるのが面倒ってのもあります。
(弦て、いろいろなメーカがいろいろな種類を出しているから
 好みを探すのは楽しいのですが、迷い始めると面倒になる。)

今回は、D-35のネックの状態がちょっと気になっていたので
柔らかめの弦にしようと、ライトゲージのほかに、カスタムライトと
エクストラライトを手に入れてみました。

下の写真、左からライト、カスタムライト、エクストラライトとなり
右に行くほど細い弦になります。

20111005_001.jpg

まずは、D-35にカスタムライトを張ってみて。
この弦は初めて使うのですが、当たり前ですがライトより柔らかい。
音は、最初はちょっと物足りない気もしましたが、慣れると全然いい感じです。

ライトよりこっちのほうがいいかも。
確かに楽だし。

これをしばらく張ってみて、そのあとエクストラライトを使ってみようと思います。

20111016_001.jpg

nice!(0)  コメント(0) 

D-35のロゴ溶ける・・・ [へたなギター]

6月から交換していなかったマーチンD-35の弦を張り替えました。

先週くらいから、またちょこちょこといじって(弾いて)いるのですが、
すっかり柔らかくなった指先が痛くて、長くは弾けません。

そうそう、ヘッドにKORGのAW-2G(チューナー)をつけっぱなしにしていたら、
ロゴの部分の塗装が溶けちゃいました。
   * C.F.MartinのFのところ

音には影響ないと思うのですが、ちょっとカッコ悪い・・・

20101218_002.jpg

nice!(0)  コメント(0) 

D-35の弦を張り替える。 [へたなギター]

年末から仕事が忙しかったことと、春にムースが来たことがあって、
今年に入ってから、ギターをずっとしまいっぱなしにしていました。

今日、久しぶりにマーチンD-35をだしてきて、弦を張り替えて。

プニョプニョになった左手では、1時間が限界でして・・・
いまもひりひりしています。

20100623_001.jpg

nice!(0)  コメント(0) 

ヤマハ LA-27 のペグを交換する。 [へたなギター]

最近、よく手に取っているヤマハのLA-27ですが、
ペグは「TM-30G」というオリジナルのものが付いていました。

機能的には、そんなに問題もなかったのですが、
メッキがはがれていたのと、気分を変えたいなぁということで
GOTOH製の「SG301-20」に交換することにしました。

SG301は、オリジナルのTM-30Gとブッシュの径も同じで、
固定するネジの位置も一緒なので、新たな加工が必要なく交換できます。
見た目も、グローバータイプとオリジナルに似ているので
交換しても全体の雰囲気をあまり変えずに、新しくできます。

まずは、オリジナル「TM-30G」が付いている状態です。

20090208_003.jpg

この状態で、裏側の木ネジを外し、表側の六角ナットを緩めれば、
ペグを外せます。
外れるとこんな状態。ちょっと間抜けです。

20090208_004.jpg

SG301とTM-30ですが、ワッシャーと木ネジのサイズが若干違います。
下の写真を見ていただけるとわかるのですが、(右:SG301 左:TM-30G)
SG301のほうが、ワッシャーの径が小さく、木ネジは長くなっています。

20090208_005.jpg

交換する際、ギターヘッドの表面に、TM-30Gのワッシャーによる型(傷)などが
残っていると、SG301のワッシャーでは隠せないので気を付けてください。
(気を付けろというか、傷があったら隠せないので、私は見えてもしょうがないと
 あきらめました。)

あと、木ネジは、SG301のほうが長いので、ネジ穴を加工しないで付けると
奥まで入りきりません。
無理やりしめこむと、ヘッドが割れる可能性があるので、私は元々ついていた
TM-30Gの木ネジをそのまま使いました。

交換後はこんな感じです。
見た目も、ちょっと締まったように見えてうれしいです。
音も、なんかいいような気がします。

20090208_006.jpg

ペグの交換は、手順はとても簡単で、特別な工具も必要なく行えまが、
ナットや木ネジの取り付けが甘いと、音がビビッてしまったり、
逆に閉め込みすぎて、木ネジのネジ山を切ってしまったりすることも
あるので、作業は慎重になってしまいます。

ふー。

nice!(0)  コメント(0) 

「ギタレレ届く。」 の巻 [へたなギター]

前から気になっていた、ヤマハのギタレレ(GL-1)を
中古で手に入れました。

それが今日、届いて。

ギタレレは、ギターのように6弦なのですが、
弦のスケールが、ギターの5フレットと同じです。

クラッシックギターのナイロン弦を使うので、
1~4弦でいうと、ウクレレと同じになります。
正確には、4弦がオクターブ低いので「Low-G」と同じです。

なのでギタレレ。
ギターと同じ要領で、ウクレレのような演奏が楽しめます。

弦がだいぶ痛んでいたので交換。
ついでに、フレットを磨いて、内部を点検。

なかなか楽しぃ。

20090320_002.jpg


nice!(0)  コメント(0) 

マーチンD-35に新しい弦をはる。 [へたなギター]

そろそろ、気温も湿度も落ち着いてきたので
D-35に新しい弦をはった。

マーチンD-35は、ネックもラッカー塗装なので、
手に汗をかくとベタベタして引っかかるのです。

なので夏の間は、ネックがポリ塗装の
ヤマハL-10やLA-27を使っています。

弾いていると、うっすらローズウッドの香りがしてきて、
やっぱりD-35はいいなぁ。

もちろん、音色もね。

200800928_001.jpg
nice!(0)  コメント(0) 

ヤマハのLA-27 [へたなギター]

久しぶりにLA-27のチューニングをしました。

LA-27は1982年から1990年にかけて製造された、
ヤマハのアコースティックギターです。
僕のは1987年製。

スペックは以下のとおり。

胴型     オリジナルLAタイプ
弦長     651mm
表板     スプルース単板
裏・側板   バリサンドル単板
棹       マホガニー
指板・下駒   エボニー
糸巻     TM-30G
価格     100,000円

当時のカタログには、
  「ホットよりウォームに。
   シンガーソングライター指向の
   プレイヤーに最適な1本。」
とあります。

この前買った三脚にて撮影。
手持ちとくらべて、ややシャープ?

20080817_004.jpg
Nikon D80  18-70mm F/3.5-4.5G


僕のは、ナットとサドルが牛骨に、ブリッジピンがエボニーに交換されています。
これはブリッジまわり。

20080817_003.jpg
Nikon D80  18-70mm F/3.5-4.5G

ヤマハL-10のチューンナップメニュー [へたなギター]

L-10ですが、以下の内容でチューンナップしていただきました。
以前の状態も、そんなに不満があったわけではないのですが、帰ってきたのを触ると状態の違いに驚かされます。
たしかに安くはないですが、いつもながらとても満足です。


・ナット交換(ナット下地修正含む)
・サドル交換
・フレットすり合わせ
・ブリッジピンホール修正

まずはナットの写真。
こちらは、牛骨で作っていただきました。

それまでは、私がつくった象牙製のナットだったのですが、2弦の溝の切り方がわるく、すこし異音がでていました。


Nikon D80  SIGMA 18-50mm F2.8


つぎにブリッジ周り。
サドルはナット同様に牛骨製です。


Nikon D80  SIGMA 18-50mm F2.8

別の角度から。


Nikon D80  SIGMA 18-50mm F2.8

D-35とL-10が帰ってきました。 [へたなギター]

いやー、久しぶりに、家の中のギターがそろった気がします。

D-35は、トップとフィンガーボードに隙間ができたので、その修理。L-10は、お任せのチューンナップをお願いしました。
LA-27もいれて記念撮影です。

右から、
ヤマハLA-27(1987年製)、ヤマハL-10(1981年製)、マーチンD-35CTM(2003年製)


Nikon D80  SIGMA 18-50mm F2.8


うれしがって、それぞれのギターを撮影しました。

まずは、「マーチン D-35CTM」
イングルマンスプルーストップのカスタムモデル。ギターを始めたときからの憧れのモデルです。


Nikon D80  SIGMA 18-50mm F2.8


つぎに、「ヤマハ L-10」
これは後期型で、トップがエゾ松、サイド&バックがバリサンドル。D-35とならんで、中学のころ、毎日のようにカタログの眺めていたモデルです。


Nikon D80  SIGMA 18-50mm F2.8


最後に、「ヤマハ LA-27」
1982年に発売が開始されたLAシリーズのなかの1モデル。トップがスプルースで、サイド&バックがバリサンドル。L-10と同じくオール単板モデルです。
ドレッドノートよりも少し小型で抱えやすく、気に入っています。


Nikon D80  SIGMA 18-50mm F2.8

マーチンD-35 再入院 [へたなギター]

昨年の秋に、ネックブロックとブリッジの浮きを修理したマーチンD-35ですが、
こんどはフィンガーボードとトップの間に隙間が見つかりました。

そんなわけで、今日からまた再入院です。
ネックブロックの浮きが見つかったときは、正直どうしようかと悩みましたが
それ以来、なんだか吹っ切れて、今回は「なんだ、またか...」程度です。

ついでに、ヤマハのL-10のチューンもお願いしました。
どんなになって戻ってくるか楽しみです。


チューナー [へたなギター]

まえから使っていたのが壊れたわけではないのですが、
新しいチューナーを買いました。

KORGのGT-120

DADGADも設定できる優れものです。


マーチンD-35が帰ってきました! [へたなギター]

修理とチューンナップをかねてチューナップショップに出していたD35が帰ってきました。

修理箇所は、ブリッジのちょっとしたはがれと、調弦したときにパキパキと異音がでたのでその原因調査と修理をお願いしました。
パキパキ音は、なんとネックブロックとバックの接着部分がはがれ隙間ができていたとのこと!!
すぐに依頼してよかった。

チューンナップのメニューは以下のとおり。
・ナット/サドルの交換(牛骨)
・ネック調整
・フレットすり合わせ
・弦ガイド修正

うーん、信じられないくらいいい音です。
左手の押さえ方ひとつ。 右手の当て方ひとつで音が変わります。
たまらん。
あるリペアマンのかたが、売られているギターはまだ完成していないって言ってられたことを思い出し。
自分でナットとサドルを作ることも、なんどかやりましたが。
この完成度を見せられると、恥ずかしいですが、自分ですることの意味を感じなくなります。
安くはない金額がかかりましたが、十分その価値があると思いました。
あとは腕だけだ...

取り合えず正面

うーん。ヘッドが写ってないからマーチンってわかんないか。
ちょっとうれしがってみる。

そして、今回交換したナットの画像

やっぱ、D35はバックのスリーピースでしょう。

そして、カスタムのラベル。

実は、中古でかったので、どの部分がカスタムなのか全部把握してないんですねぇ。

一応、わかっているのは。

 ・トップの材が、イングルマンス・プルース  (通常はシトカ・スプルース)
 ・フィンガーボードとブリッジが、ブラック・エボニー  (通常はストライプ・エボニー)
 ・ピックガードが面取り  (通常は面取りなし:つや消しっぽいやつ)
 ・ロゴが昔のらしい...

そんな感じです。
結構、気に入ってます。大事にしよう。


LA-27 チューニングメモ 確認編 [へたなギター]

これが修理後のLA-27。 といってもまったくかわりませんが。

ギターをチューンナップに出すのは、実はこれが初めてです。
いろいろなかたにアドバイスをいただき、今回の修理とチューンナップを行いました。

結果に、とても満足しています。
もともと自分で弾きこんでいたギターではないので、以前との違いを明確に比較することはできませんが、ソロを中心にというリクエストをつたえ、できあがってきたギターは、自分が持っているなかでも、音の分離がはっきりして、さらに際だちが明確になっています。なのでメロディーラインはしっかりし、そしてそれぞれの音鳴りが明確になっています。
なにより、弾きやすい。
左手は、弦に「触れるくらいの力+α」でちょうどよく、普段の「押さえる」という意識だと強すぎ(不要という意味で)です。

これは、力加減になれると、疲れかたがまったくちがうので、楽にながく弾いていられます。
すごい!

そして、LA-27と同時代のL-10も。ともに大好きなヤマハのアコギです。
これもいつかチューンしたいとおもっています。



LA-27 チューニングメモ 修理編 [へたなギター]

LA-27の修理をお願いしていた工房から、修理を終えてLA-27が帰ってまいりました。

まずはヘッドの修理箇所。


 
どう、キレイでしょう。
ロッドカバーも縞黒檀に鼈甲をラミネートしたものに変えていただきました。
うー、感動です。

これは横からみたところ。


 
そしてこれがブリッジまわり。
もちろんサドルもわたしがつくったものではありません。
どうも私がつくったものは、底面がフラットではなかったそうで。
難しいです。


ヤマハLA-27 チューニングメモ 破壊編 [へたなギター]

ブリッジ回りの改良に気をよくしたわたくしは、当然のことのように
ナットの作成に着手しました。

手持ちの中で、サイズの合う牛骨がみつけられたので、まずはいまの
ナットの取り外しから。

LA-27のナットはオリジナルのものがついたままでした。
このオリジナル、外までかなり接着剤がはみ出しており、おそらく内部も
たんまり接着剤が塗られているのでしょう。

これでは、ナットとネックの間に接着剤が噛むことになり、よくありません。
おそらく、移動中や購入後にナットがはずれるのを防ぐためなのでしょうけれど、
ここまでやるのは楽器としてもどうかと思います。

また、ナットがはずれたと、メーカにクレームするユーザや店舗があるため、
メーカも自己防衛的にやっているかもしれませんね。

まずはナットからあふれた接着剤を削り取って、ナットとヘッドの隙間に切れ目をいれます。
これをやらないと、ナットをはずした際に、ヘッドを痛めたりすることがあるそうです。

そして、ヘッドに木材をあてて、一気にはじくと...  あれ? 再度いっきにはじくと
メリ...  
イヤな音とと共に、ナットがはずれました。
ナットと同時に、ヘッドカバーの一部も、はがれてしまいました。
なにが「切れ目をいれないと」だよ。 入れてもだめじゃん。

ナットをおいても隠れないし。


 
 
現在、LA-27は、ヘッドカバーの修理とチューニングのため
某工房に入院中です。
修理自体は1万ちょっとだそうですが、チューニングと合わせると
見積もり価格が購入価格なみになってしまいました。

でも高音の綺麗なギターになって帰ってくることを期待し、楽しみに待つことにしています。


ヤマハLA-27 チューニングメモ 改良編 [へたなギター]

音の抜けがいまいちだったLA-27ですが、入手して2週間ほど弾いてみて
クセも少しずつですがわかったきたので、状態を見ながら少し手を加えたくなりました。

まずはサドル。

オリジナルではなく、牛骨に交換されているのですが、弦との接地面が荒く
トップもオクターブ調整されていませんでした。

はずしてみると、ブリッジの溝にもフィットしておらず、この辺が音のこもりの
原因ではと勝手に推測。

そこで、新たに制作しはめ込んだところが下の写真です。


 
 
また、ブリッジピンもエボニー製のものに交換されていたのですが、もともとの
サイズがピンホールより太いものだったらしく、カッターのようなもので削って
細くしてありました。これではブリッジとの接地が安定しません。
本来であればピンホールをピンの直径にあわせて広げないといけません。

ブリッジピンはマーチン製のエボニーのものがあったので、それに交換することにしました。

まずは、そのまま刺してみたところです。

予想通り、ホールが小さく最後まで入りません。
なので、リーマーでゆっくりと、サイズがあるまで穴を広げてゆきます。

したが加工後です。
本当はもう少し奥まで入れたほうがいいのでしょうけれど、広げすぎると
ブリッジピンが遊んでしまうため、素人仕事なので安全マージンをとっています。

これを6箇所全部にやって終了。

とりあえず弦をはって確認。
うん、さっきよりは抜けがよくなったような。
見た目もよくなり満足です。


ヤマハLA-27 [へたなギター]

前から気になっていたヤマハのLA-27というギターを手に入れました。

このギター、1982年から1990年まで生産されていて、私のは1987年製です。
LAとは「ラグジュアリー・アーティスト」の略だそうで、名前の示すとおり、当時の
フォーク/ニューミュージック系のアーティストが、LAシリーズの最高峰
「LA-57 CUSTOM」を使っているのをよく見かけました。

手に入れたLA-27は見た目がとてもキレイで、生産されてから20年も
たっているとは思えないほどでした。
ただ、音の抜けがいまいちなので、それはこれからのお楽しみです。


ヤマハLS-10T [へたなギター]

D-35の修理は、バックオーダーがこんでいて秋以降になりそうです。
だましだまし使おうとはおもうのですが、とりあえず弦をゆるゆるにしてケースに。

その代わりと言ってなんですが、ずっとしまっていたヤマハLS-10Tを出してみました。

ヤマハ製でトップがスプルース、サイド&バックがマホガニーのオール単板。
マーチンのOOOモデルサイズで抱えやすい。1999年製造のモデルです。

いろいろ変えていてあり。
ナットとサドルは象牙に。 ペグもGOTO製の別のモデルに。
そしてヘッドにはトーチが。

音も気に入っているし、抱えやすいし、軽いし。 夜とかに気軽に弾くにはちょっどいいんですが。
ただねぇ。 L-10と交互に使うにはネックが細すぎる。(L-10が太すぎるとも(笑))
ふむー。


マーチンのブリッジが・・・ [へたなギター]

D-35を弾いていて、ちらっとブリッジをみたら。
あれ?
なんか、光がみえるけど、どうして?

オーマイ(再々)

ブリッジの端っこに、ほんのわずかな隙間ができていました。
今はまだ数ミリだけど、いい機会だから修理もかねてチューニングにだそうと思います。

ニコンD80なんて言ってないで、こっちがさきだなぁ。


ギタースタンド [へたなギター]

ギタースタンドが届きました。
高校生のころ、ほしくてたまらなかったやつです。
これがなかったため、当時もっていたヤマハF-400Dはベットに立てかけてあり、
ちょっとした振動でひっくり返ってました。

スタンドだけを、ただ写真に撮っても「なんだそれ?」なのでD-35と
一緒に撮ってみたのですが。


 
どちらにしても「なんだそれ?」にはちがいないけど...


カート [へたなギター]

気が付いたら、1週間以上も更新していませんでした。

昨日、会社のメンバと平塚にカートに乗りにいってきました。
なかなか本格的なカートで、びびっちゃって4人中4位という成績でした。

うーん、もっといくと思ったんだけど...

この前の週末(3連休)は波もなくずっと地元にいて、AJの散歩や
ギターの弦の張り替えなどしてゆっくりすごしました。
いま、ポリスの「見つめていたい」のギターソロに挑戦中。
イントロだけでもメロディーがきれいなので気に入っています。

それから増えすぎたワインの整理。
っで、ワインセラーにスペースができたので、調子に乗ってほしかったワインを
また買ってしまい、今週つぎつぎに送られてきております。

あー、飲めないワインが増えていく...

みなさん、朝晩けっこう寒くなっているので、くれぐれもご自愛ください。


前の30件 | - へたなギター ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。